2014年10月2日(木)梅田HARD RAINライブ終了

ソロ活動2回目のライブを終えた。初ライブに比べると落ち着いて出来たような気がするのだが…わからない、覚えて無い…。
正直言うと僕はバンド時代からステージ上の記憶がほとんどないのだ。
だから毎回初ライブみたいなもので練習の成果が本番で出せているのかどうかさえサッパリわからない。
ただステージでボンヤリ思ったことを無意識的に喋って緊張しながら曲を発表している。
するとたまにポワンと浮かぶ光が現れてその瞬間無音になる、僕は独りになってその光を触ろうと手を伸ばす。
たとえるなら柔道の締め技で落とされて目を覚ます瞬間の感覚に似ているのかもしれない。
ただその行為をステージで繰り返してるだけなのだ。
子供の遊びの様なライブがしたいんだ。
ステージは公園の砂場で僕は砂場のメロディーを奏でる。そこには沢山の夢の舞台とストーリー。形はすぐ風に吹かれて消え行く。
誰にもバレてない…
今僕は無力だ。ずっと無力にあこがれていた。歳を重ねやっと本当の無力に近づいてきたんだ。
今回のライブは年を取ることの美しさを感じられたそんなライブだった。